デザイナー合宿(当日&振り返り編)〜合宿から次の一歩へ〜
こんにちは、デザイナーの藤田です。
先日、CX事業部のデザイナーで初めての合宿を行いました。 本記事では合宿当日の様子と、合宿後の振り返りをレポートでお届けします。 合宿当日までの取り組みは、こちらの記事で紹介してますのであわせてお読みいただけると嬉しいです! デザイナー合宿(企画編)〜完璧な準備で最高の体験を作る!〜
1日目の様子
11:00 湯河原駅に現地集合
湯河原駅が鬼滅の刃とコラボしていたので、甘露寺さんを目印にみんなで集まりました。 だいたいのメンバーが揃い、時間になったので予約しているお蕎麦屋さんにみんなで向かいます!
11:30 ランチ
越後屋でお蕎麦をいただきました!頼んだ鴨そばには、お餅もついてきました♡すごく美味しかったです!
12:00 宿にチェックイン
ランチ後は、今回の宿泊場所おんやど恵に移動しました。会議室やWi-fi、温泉など合宿するのに最適な場所でした!(テーブルサッカーやボードゲームもあり、みんなでワイワイ楽しみました)
12:30 会議スタート
1日目のアジェンダです。
- 互いを知る時間を作る
- プライベートにおけるメンバーの興味・関心事は何か?
- 仕事におけるメンバーの興味・関心事は何か?
- チームビルディング
- 2023年の振り返り
- マネージャーからの話
- 今後のデザイナーのあり方を考える
プライベートにおけるメンバーの興味・関心事は何か?
まずはアイスブレイクから始めます。ファシリテーターのクボキさんは「仕事以外に何に時間やパワーを割いているか?」こちらのテーマを選びました。各自付箋に書き出し、その内容を1人ずつ発表していきます。 DIYやお弁当作り、絵を描くことなどの創作系から、ランニングやキャンプ、ピラティスなどのアウトドア系など様々な趣味が出ました。その中でも特に盛り上がったのは木彫りを始めたというメンバーの話です。木を彫る楽しさだけでなく、集中して作業することで精神的に落ち着き頭の中が整理されるそうです。今度みんなで木彫り体験するのも面白そうと盛り上がりました。
仕事におけるメンバーの興味・関心事は何か?
スキルマップを作成し、得意なこと、今後伸ばしていきたいことを可視化することにしました。スキルマップは2年前に作成していましたが、その後更新していなかったり、新しく入ってきたメンバーのスキルマップはない状態だったので、改めてメンバーの所有スキルを可視化することにしました。 スキルマップの作成は、同じ課題を持つメンバーやそれを得意としているメンバーの発見に繋がりました。個人だけでなく、デザイナー全体で見た時の弱みも分かり、今後力を入れるべきスキルが見えてきました。
2023年の振り返り
次に昨年の活動の振り返りを行いました。取り組んだ内容を時系列に並べ、感じたことや学びを一人ずつ共有していきます。
活動の一部を抜粋
- エンジニアとデザイナーの交流会の実施
- スクラムをデザインチームに取り入れる
- 新規事業の提案
- 初めての社内イベント運営、登壇
- 社内デザイン依頼の整備と運用
- 案件責任者など新しい領域への挑戦
- 昨年はデザインチームに3名がJOIN
特に「スクラムをデザインチームに取り入れる」に関しては、全員がやってよかったと感じていました。今まで見えていなかったメンバーの様子が見えるようになり、困っていることがあればすぐ気づけるようになりました。さらに、必要あれば他の人がサポートに入るなど、協力し助け合うことができました。 スクラムによって協力できる体制が整ったからこそ、昨年は積極的に新しいことに挑戦したり、社内のデザイン依頼の整備などの大きな仕組み作りが出来たのではないかと考えます。
マネージャーからの話し
1月に事業部の組織編成がありました。今後マネージャーとの関わり方が変わるため、マネージャーの動きの共有と、所属している事業部の存在意義についてお話しがありました。特に組織編成のタイミングで、事業部の存在や必要性についてお話しがあり、少し不安だった気持ちが安心と活力へと変わりました。 あっという間に4時間半が過ぎ、着手できなかったアジェンダは明日議論することにしました。
18:00 夕食
夕食は、地元の食材をベースに使った和食です。お刺身やすき焼き、牡蠣ご飯とどれもほんとーに美味しかったです!
19:30 ボードゲーム
そしてご飯の後は、みんなでボードゲームです!日比谷オフィスから拝借したものとボドゲ好きのメンバーが持参してくれた下記ゲームで遊びました!
- Dixit
- 相手の考える世界観、感性を想像するゲーム。相手への理解度が問われるものでした。他の人の感性を想像する楽しさがありました。
- Qui Paire Gagne
- 互いの思考の意外な共通点を見つけたり、その人ならではの考え方、予想外な発想を知るゲーム。自分の考え方はマジョリティなのかマイノリティなのか、答え合わせが楽しいゲームでした。
- お邪魔もの
- 宝石を目指して洞窟を掘る者とそれを邪魔する者の2チームに分かれ対戦するゲーム。
- このゲームは…[神回] としか言いようがないくらい、すごいことが起こりました。謎のムーブをする人がいたり、誤爆する人がいたり…メンバーの新たな一面をみることができたゲームです!笑
お腹が痛くなるほど笑ったり、その楽しい時間を全員で共有できた喜びは一生忘れません!普段の業務では見られない姿を見て、その人の魅力をより知ることができました。
2日目の様子
7:30 朝活
朝ごはんの前に、お散歩や、朝風呂、足湯など、各々朝活を楽しみました。
8:00 朝ご飯
お魚、お野菜を中心とした朝ご飯です。和やかな朝を過ごしました。
9:30 会議スタート
1日目の議論を踏まえ、「今後のデザイナーのあり方」を考えていきます。 これまで会社や事業部の目標をベースにデザイナーのあり方や理想像について話し合ってきましたが、1度視野を広げ、今の社会情勢から見た時のデザイナーのあり方を改めて考えることにしました。
粒度の大きいテーマの中、戦争や災害、AIなどのキーワードを中心に会話は進みます。時間などの縛りを気にせず、一人一人自由に自分の思いや考えを共有します。社会に役立つデザインとはなんだろうか?本当にデザインは必要なのだろうか?と、自由なテーマだったからこそ、みんなの本当の気持ちを聞くことができました。話が盛り上がり、気づけば会議も残り10分となったところで、ファシリテーターの早河さんとふみ子さんが話を総括してくれました。これからは「各専門分野のプロフェッショナルと上手にコラボレーションできる人」が求められるという結論に至りました。今回は時間がなく、内容を詰められなかったので合宿後に、時間を設けて議論の続きをすることにしました。
みんなで急いで会議室を片付け、ランチを予約していたお店に向かいます。
12:30 ランチ
最後はみんなでピザをシェアし、合宿を締めくくりました!
感想
初めてのデザイナー合宿は、大きなトラブルもなく無事終了することができました! みんなが合宿を楽しんでいる姿を見て、幹事としてすごく嬉しかったです。企画段階では、想像以上にやることが多く大変なこともありましたが、改めてやって良かったと思いました。 また、今回の合宿でオフラインでの対話のしやすさを改めて感じることができました。 合宿中、話が盛り上がり時間が足りないということが何度もありました。相手のちょっとした反応やその場の空気感を感じることで安心感が生まれ、その話しやすい環境が議論を推進してくれたのではないかと考えます。
ふりかえり
合宿の改善や今後のチーム活動をより良いものにするために、合宿から2日後に全員でKPTを行いました。 意見が多かったものを抜粋してご紹介します。
Keep(よかったこと)
- オンラインだと時間を気にして深掘りしにくかったことを掘りに行くことができた
- 組織改編を前にこれまでの成果を振り返れてがんばりを実感できた
- 振り返りで改めて変化を実感できてこれからも頑張っていきたいと思えた
- 宿泊施設が良かった(ご飯や雰囲気、会議室などの整備が整っていた)
- 合宿のしおりがあり、スムーズな進行だった
- みんなが楽しめた(全員が合宿に参加できた、ボードゲームがすごく楽しかった)
Problem(課題)
- 移動時間が長く大変だった
- 1泊だと時間が足りなかった
- もっと話したかったし内容を詰めたかった
- 具体的な次のアクションまで決められず、話しただけになってしまったかも
- 話す人に偏りがあった
- フリートークの時間があっても良かった
Try(次やること)
- 全員が集まりやすく雰囲気がよいという都合の良い場所を探しておく
- オンライン合宿をやってみる
- 話す人に偏りが出ないよう、議論は一人一人回す形も取り入れる
- 合宿前に具体的なゴールを決めて強く意識する
- 1日目は余裕がある(夜もある)のでゴールまで徹底的に議論する
- 話しきれていないこと、まとまりきっていないことを、どこか時間を設けてやる。テーマが難しすぎる大きすぎるということであれば調整する
- バックログをリセットしてみる。そして課題を積んでみる
- 合宿した結果から、オンラインコミュニケーションに活かせる部分を再度考えてみる
合宿を経て、これから取り組みたいこと
- バックログの棚卸しをする
- 現在40個積まれているタスクを全員で確認し、今取り組むべきかどうかタスクの優先順位を見直す
- デザイナーの在り方の明文化をする
- 合宿で話しきれてないこと、まとまりきっていないことを時間を設けて最後までやる
- 議論で発言する人の偏りが発生した時にどうすべきか考える
- オンラインコミュニケーションを活性化させるため、メンバーとランダムで雑談する時間を作る
全体的に合宿をやって良かったという意見と、具体的なネクストアクションまで決められなかったという意見が多かったです。 今回見えてきた課題は、今後のチーム活動で取り組んでいきます。チーム活動の取り組みについても別の機会でお伝えできたらと思いますのでお楽しみに!
さいごに
第1回デザイナー合宿は、これにて終了です! 企画、準備、当日の運営、振り返りと無事最後までやり切ることができ、すごくホッとしています…! 企画段階では、どう進めれば良いか何度も悩みましたが、サポートしてくれるメンバーがいたおかげで、結果良い合宿にすることが出来ました。 一緒に企画を考え、一緒に場を作ってくれたメンバー全員に感謝を伝えたいです。 本当にありがとうございました!!!
以上、合宿のレポートでした。 最後までお読みいただきありがとうございました!